水上 伊都子(みずかみ いつこ) 自己紹介へ

お孫さんが遊びにくるリフォーム

公開日:2015/12/04(金) 更新日:2016/03/09(水) 水上 伊都子

昨年、

「床が傾いている。床下に大きなひび割れもある。

屋根の雨漏りで屋根修理も1年以上前から知り合いの職人さんに頼んであるが

なかなか来てもらえないのでミズカミさん見に来てもらえんけ?」

と相談いただいたお客様宅です。

 

ミズカミでご親戚のリフォーム工事中に

何度か訪ねてこられたのがきっかけで

声をかけていただきました。

 

地盤調査の結果、地すべりの跡はありましたが、

かなり古いもので

現在は問題ないと判断してかたがっている床を直すことにしました。

 

お子さんがそれぞれ家庭を持って県外に住んでおられ

今は御夫婦ふたりで暮らしておられます。

 

いろいろお話を伺ううちに

湿気がこもってカビやシロアリが心配な

現在使っておられない部屋を

減築して窓を設けて風通しが良くなるように、

 

冬場は寒くて床もブカブカしていたタイルのお風呂は

壊して断熱材を入れてユニットバスにしました。

 

部屋の真ん中に柱があった台所は

間取りを変更してLDKに。

脱衣室、廊下、居室、和室は下地材でかたがりを修正して

床をはりました。

 

以前の玄関は、

交通量の多い国道側から入るため

車の泥はねや雨の日、

雪の日の水はねで玄関扉が汚れるので

パネルを立ててあり、

パネルと玄関扉の間が狭くて入りにくく不便でした。

 

 

敷地内に入ってから玄関に入れるように

玄関の位置を変えました。

 

交通量の多い道路側にたくさんの掃き出し窓があったので

音もうるさく気になっておられたそうなので

窓は小さめのものに替えて断熱サッシに。

 

訪ねてくる近所の人も

「前は危なかったね~玄関の場所をかえてよかったね」と

言われるそうです。

 

ご主人が建築材料にと長年集めておられたたくさんの木で

玄関の式台を作り、障子戸の下にエンジュでカウンターをつけ

「これから毎日、磨いて楽しめるわ~」とおっしゃっています。

 

 


天然木の机や囲炉裏をおいて楽しんでおられるようです。

 

お孫さんが遊びに来て

「旅館みたいやね」と

新しくしたお風呂に入って、

泊まってゆっくりしていかれるようになったそうです。

 

お孫さんがちょくちょく遊びに来られるようになって

ご主人様も喜んでおられるようですね。

 

奥様からは、

「はじめはここまで大掛かりにリフォームするつもりはなかったけど、

今やっておいてよかった

わたしら素人やからわからんけど、

なんでも聞いてもらえて、

いろいろ話すうちに

最終的に最初にミズカミさんが

こうしたらいいんじゃないですか?と提案した通りになったね。

これから、安心して暮らせるわ

なんかあったら近いしまた頼むね。」

 

嬉しいです。

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