水上 伊都子(みずかみ いつこ) 自己紹介へ

薩摩焼十五代沈壽官さんのお話

公開日:2011/10/19(水) 更新日:2016/03/07(月) 水上 伊都子

今日社長の代理で富山銀行さんのセミナーに参加しました。

薩摩焼十五代沈壽官さんのお話を聞いてきました。

 

410年前に豊臣秀吉が朝鮮出兵した折に

先祖が日本に連れてこられ、

それ以来十五代に渡り

一子相伝で高い技術を受け継いでこられた

沈壽官さん。

沈さんにとっては410年前がとても身近で

自分の生きる場所や

人間としての存在そのものを

深く考えさせられてきた今日までの道のり

とても心に重く深く響くお話でした。

なかでも沈さんの仲人をされた

司馬遼太郎氏からの手紙の中に書いてあったという文章

「自分は一人の人類として・・・」という言葉

民族や宗教や国の垣根を越えて

自分が人類としてどう生きるか

そこで認められるような生き方をする。

という言葉が心に残りました。

 

私にとって歴史の一部だった410年前。

 

平成23年10月20日(木)~25日(火)までの

「薩摩焼十五代沈壽官展」を

氷見市のギャラリーつばさへ

ぜひ見に行きたいと思います。

 

 

 

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