今日社長の代理で富山銀行さんのセミナーに参加しました。
薩摩焼十五代沈壽官さんのお話を聞いてきました。
410年前に豊臣秀吉が朝鮮出兵した折に
先祖が日本に連れてこられ、
それ以来十五代に渡り
一子相伝で高い技術を受け継いでこられた
沈壽官さん。
沈さんにとっては410年前がとても身近で
自分の生きる場所や
人間としての存在そのものを
深く考えさせられてきた今日までの道のり
とても心に重く深く響くお話でした。
なかでも沈さんの仲人をされた
司馬遼太郎氏からの手紙の中に書いてあったという文章
「自分は一人の人類として・・・」という言葉
民族や宗教や国の垣根を越えて
自分が人類としてどう生きるか
そこで認められるような生き方をする。
という言葉が心に残りました。
私にとって歴史の一部だった410年前。
平成23年10月20日(木)~25日(火)までの
「薩摩焼十五代沈壽官展」を
氷見市のギャラリーつばさへ
ぜひ見に行きたいと思います。