砺波工業高校の就職懇談会に
砺波ロータリークラブより依頼を受け講師をしてきました。
45分間の懇談会を2人講師で
2セット行うものです。
最初のクラスでは、自分だけで25分間使ってしまい、
2人目の方の時間を押してしまいました。
2クラス目は20分でまとめることができました。
話した内容次のとおりです。
<職業を選んだ動機>
・ 家業が建設会社 ・数学が好き
・ 芸術が好き(書道、絵、音楽、デザイン、ファッション)
・ 人と同じことをするのがいや
・ 大学建築学科、土木、建築、住宅、融合した庭・外構
<国民の3大義務>
①教育の義務
②勤労の義務
③納税の義務
<職業を選ぶときの条件>
まず、仕事の原型は何か?
① 売る
② 作る
③ 配る
①大衆的か(コモディティー)スーパー大手、大企業
②特殊か 個性的な売り方をするか 客層、嗜好性
<その職業のやりがいのあることや大変なこと>
良いこと リフォーム、新築、喜ばれる、建ててから一生の付き合いが始まる。
悪いこと 住宅、住宅リフォーム業はクレーム産業。
細かいクレームにも対応していく。
ただの仕事ほどクレーム発生する。
<会社の望む人材、望まない人材>
(望む人材)
① 売る
② 作る を理解し、お客様に役立ち、利益を稼ぐ人。
③ 配る
(望まない人材)
・議論し決定したことに支持に従わない人、
・全体を考えない人、
・素直でない人、
・勉強嫌いな人、
・マイナス発想の人、
・極端に職業適性がない人、これは一日にして成らないので、修練し続けることが必要
<これからどうする>
当社の高額の庭を造る人(海外長期出張がある人が多い。)
① 海外に出る。
② 外国語、特殊な言葉を学ぶ。
③ 世界中が相手、国境を越えたコミニケーション能力が必要。
④ 海外に出て行ったときに、国内に残った家族や日本をどう守るか
または一緒に勤務地に付いていくか。
最後に、最近の若い人は、自分探しをしているとよく耳にします。
今現在自分のやりたいこと、夢を実現するため、精一杯努力した結果
入社したところが、自分を磨く職場であり、
目の前の仕事が成長していく自分を作っている唯一の方法と思います。
転職もヘッドハンティングもありだとは思います。
今、自分の一所懸命向き合っているものがその人の「仕事」だと思います。
自分にあった仕事などない!
あるわけがない!
修練してきた仕事が「天職」になっていくのではないと思うのですが・・・
水上幸俊