水上 伊都子(みずかみ いつこ) 自己紹介へ

ミントゥ朗読サークルさんの

2011/12/03(土) イベント水上 伊都子

今日は中3の娘二人と

風待茶房「僕の細道」さんで開かれる

ミントゥ朗読サークルさんの朗読会に行ってきました。

「朗読の会あるんだけど行く?」と聞くと

行ってみたい。」と次女。

お茶とケーキ付きに引かれたのか?

とても楽しみにしていました。

 

演目の最初は、

三浦哲郎作「とんかつ」を村山由美子さんが朗読。

 

中学生の息子を雲水の修行に出すため旅館に泊まった親子の

晩ごはんは息子の好物のとんかつに・・・

ちょうど、娘の進路で悩んでいるこの時期だったので

修行に出て1年後の彼の成長した姿と母親の愛情にじ~んときました。

 

つぎは、

森 鉄三作「昼日中」を、橋本景子さんが朗読。

 

その客は、店の亭主の方へやってきて

「仲間の野郎と話しているうちに、

あの向かいにぶら下がっている絞りを

真昼間に盗んで見せようということになっちまったのだ。

それを見逃してもらいたいのだよ。あいよ。酒代だ。」・・・

 

・・・「あっ!」っと娘と、目を見合わせて

結末に思わずにんまりしました。

 

最後は

辻 仁成作「代筆屋 第8章 八十八歳の私より」を三谷智子さんが朗読。

 

八十八歳の老婆が九十歳の「夫と別れたい」と、代筆を頼みにくる・・・

 

中学3年生の娘にはわかっただろうか?

朗読が終わると「いいお話やったね。」と言う。

なんだか嬉しくなる。

いい時間を一緒にすごしました。

 

最後に頂いたりんごのケーキも、珈琲も

薪ストーブの暖かさも最高でした。

 

 

 

 

 

 

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