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公共事業から住宅事業へ

祖父の水上与吉、父の水上弘と、2代にわたって土木工事や建設工事など、公共事業を主としてきたミズカミですが、祖父の頃からだんだんと、住宅や住宅リフォームといった、より生活に密着した分野へのシフトをめざすようになりました。

人々の暮らしに必要な道路や公共施設などのインフラは整備されていき、これからはより快適で心ゆたかな暮らしを求めて、個人住宅の充実が課題になってくると感じていたからです。

平成11年(1999)には、住宅リフォーム事業を新たに発足させました。新築事業も視野には入れていましたが、その前段階として、いま困っておられることをすぐに解決してさしあげる中で、地域の皆様が住宅に何を求めておられるかを、体で知るのが先だと考えたからです。

 

公共事業から住宅事業へ

 

リフォーム事業とふれあいイベントへの取組み

やってみると実に様々な相談が寄せられました。「ドアの建てつけが悪い」「水漏れがする」「換気扇が回らない」「玄関チャイムが鳴らない」などなど。どんな内容でもとにかく困っておられるのだからと、スタッフは駆けつけます。ボルトを締め直すだけどか、油をさすだけとかいう時には、もちろん代金はいただきません。お客様は気の毒がって「今度何かあったら、絶対にミズカミさんに頼むからね」とおっしゃってくださいます。事実、ミズカミに一度仕事を頼んでくださったお客様は、たいていの方がリピーターになってくださいました。真心をもって接すれば、必ず真心が返ってくることを、私達はこのリフォーム事業を通じて学ばせていただきました。

リフォーム事業と並行して行ってきたのが、地域の皆様とふれあう機会をつくるためのイベントです。「庄川町町おこしコンテスト」や「ふれあいマーケット」、「朝市」の開催、「ありがとう通信」の発行など、様々なイベントを企画し実行してきました。その中でまた新たな出会いが生まれ、私達の血や肉となりました。

リフォーム事業とふれあいイベント、この2つの事業によって成長させていただいた私達は、いよいよミズカミスピリットに基づいた家づくりを発信していくことになりました。

ふれあいイベントへの取組み   ふれあいイベントへの取組み

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